はじめまして。この度、私の運営する「民泊酒場」にご来店いただき誠にありがとうございます。当酒場は店名の通り、「民泊」について語り合うことを主とした店になります。

来店していただいた方の多くは「民泊」に関心があるのではないでしょうか？私自身、酒場を経営する傍ら民泊の仕事もしております。ゲスト対応、清掃、物件探し等、民泊仲間の手伝いも含め、様々な良い経験をさせていただきました。最近では民泊も一般的に認知されつつあり、ホスト、ゲスト、共に日本人利用者が増えてきていることは大変喜ばしいことであります。

しかしながら、民泊は現在日本国内では合法とは言えない現状です。そのおかげで、多くのホスト様が苦しい経験をされていると思います。ホストだけでなく、楽しみに旅行に来たゲスト様にもご迷惑をかけているのは大変残念で仕方がありません。新しいものへの対応が遅く、違法で済ませる政府。人の話をきかず、に人の家に上がり込んでは横暴な態度をとる警察。外国人を見ただけで拒否反応を起こす住民。このような行為に賛同することなど、私にはできません！オリンピックを控え、訪れる外国人を増やそうとしている国が、はたしてこんな対応でいいのでしょうか？

私は、よい経験だけではなく悪い経験もし、民泊の光と闇、一通り見ることができました。民泊は確かに問題がないわけではありません。それでも私が続けている理由は、ゲストから感謝されるから、ただそれだけのためです。皆様の中には同じように考えている方が、少なからずいらっしゃるのではないでしょうか？困っている人を助け、感謝される。何か問題があるでしょうか？問題があるのは、現場を理解せず、誰も得をしない決まりを作っている者達です。

私自身、民泊を支持する一人であります。民泊がより一般化してほしいと願っていますが、そうなれば問題も起きてくるでしょう。ですが、トラブルが起きるから辞めましょうというのではなく、それをどう解決するか、ということを考えることが大切です。１人で解決することは難しいですが、多くの方の知恵をいただくことで、どんな難題も答えを導けるはずです。当酒場を通し、民泊をよりよくしていこうと協力していける同志が出会っていただければ、それ以上のことはありません。そのような思いで私はこの民泊酒場を開店いたしました。

不束者ではありますが、うまい酒を用意し皆様を精一杯持て成させていただきます。